引退馬や競走馬を支える場として
愛知県名古屋市にキャンパスを構える名城大学馬術部は、大学生が馬と出会い、共に成長できる場として長い歴史を誇るクラブです。
馬術と聞くと「経験がないと入れないのでは?」と思われる方も多いですが、安心してください。馬術はほとんどの人が大学で始めているので、初心者でも練習しだいでレギュラー獲れます! 馬に興味がある方も、何か新しいスポーツに挑戦してみたい方も、馬術部の扉は広く開かれています。
「馬に興味がある人、なにか新しいスポーツがしたいというそこのあなた!ぜひ馬術の世界へ足を踏み入れてみませんか?誰でも気軽に見学して下さい。」
――これが名城大学馬術部のスタンスです。経験や知識がゼロでも、先輩たちが一から丁寧に教えてくれるので安心。むしろ大学から始める人がほとんどだからこそ、同じスタートラインに立って一緒に成長できるのです。
名城大学馬術部は、ただ馬と触れ合うだけでなく、年に6回の協議会や全日本学生大会に出場するなど、競技活動にも力を入れています。日々の練習で培った成果を試合で発揮し、馬と共に困難を乗り越える経験は、学生生活をより充実したものにしてくれます。
学生大会は全国から仲間が集まり、技術を競い合う場。名城大学の部員たちもこの舞台を目標に掲げ、日々努力を積み重ねています。勝ち負け以上に大切なのは、馬と息を合わせ、一体となって競技に臨む経験。この特別な時間は、学生時代にしか味わえない貴重なものです。
名城大学のキャンパスから少し離れた、のどかな山に囲まれた乗馬施設で練習を行っています。静かな自然の中で馬と向き合う時間は、まるで都会の喧騒を忘れさせてくれるよう。
広々とした馬場で走る馬の姿を見ているだけでも心が癒されますが、自分自身が馬に跨り、馬と呼吸を合わせて動けたときの感動は言葉では表せません。勉強やアルバイトで忙しい日々の中、馬術部で過ごす時間が心のリフレッシュになる学生も少なくありません。
馬術の最大の魅力は、スポーツとしての技術習得だけではなく、馬との深い絆を築けることです。馬は人の感情を敏感に感じ取る動物です。自分が落ち着いていれば馬も穏やかに、緊張していれば馬も敏感に反応します。だからこそ、馬術は「人間力」を磨くスポーツでもあります。
「馬にどう接するか」「どうすれば信頼してもらえるか」を考えるうちに、人としての成長を感じられるはずです。名城大学馬術部では、馬と共に挑戦し、馬と共に成長することを大切にしています。
名城大学馬術部では、現役を退いた引退馬や競走馬たちも新しい役割を担っています。かつて競馬や競技で活躍した馬が、今度は学生たちのパートナーとして再び輝くのです。
競馬ファンや引退馬を応援している方にとっても、この活動は大きな意義があります。引退後の馬たちが穏やかに暮らしながら、新しい世代の人たちと関わり合い、未来へとつながっていく姿を見ることができるからです。
名城大学馬術部は、仲間同士の絆の強さも魅力のひとつです。初心者が多いからこそ、互いに助け合い、励まし合う文化があります。馬術はチームワークが欠かせないスポーツ。馬場の整備や馬の世話など、部員全員で協力して日々の活動を支えています。
その積み重ねが、アットホームで居心地のよい雰囲気を生み出し、先輩後輩の壁を超えて誰でもすぐに馴染める環境になっています。
そんな想いを持っている方にとって、ここはぴったりの場所です。練習次第で誰でもレギュラーを狙える環境が整っています。