馬と人に対する感謝と愛情を忘れない厩舎でありたい。
園田競馬場で調教師を務めております、諏訪です。
2013年に厩舎を開業してから現在に至るまで、馬と向き合う日々を積み重ねてきました。
私は子供の頃から動物が大好きで、幼い頃の夢は「ムツゴロウ動物王国」のような場所で動物たちに囲まれて働くことでした。
その気持ちは大人になっても変わらず、学生時代に競馬と出会ったことで自然と馬の世界へと引き込まれていきました。
レースの面白さはもちろん、全力で走る競走馬の姿、その美しさに強く魅了されたことを今でも覚えています。
「もっと直接、馬と触れ合いたい」という思いから乗馬を始め、馬と向き合う時間を重ねるうちに、その奥深い魅力にますます惹かれていきました。
大学卒業後は北海道の育成牧場に就職、競走馬を扱う仕事の世界へ。
日々の積み重ねの中で、馬が成長していく過程を間近で見られたことは、今の自分の原点になっています。
その後、競馬の最前線である競馬場に憧れ、厩務員として競馬場で働くようになりました。
競走馬の調教や飼料管理などを現場で基本から学び、毎日馬と触れ合える厩務員の仕事にやりがいを感じていた一方で、担当馬に対して「もう少し休ませてあげられたら」「もう少し時間をかけてゲート練習ができたら」と感じる場面も多く、厩務員としてできることの限界を意識するようになりました。
そうした思いから調教師を志し、2012年に調教師免許を取得。
2013年5月に自身の厩舎を持つことができました。
馬の調教や管理で最も大切にしているのは、乗馬を通して学んだ「馬に対する感謝と愛情を忘れないこと」です。
私たちの厩舎ではその気持ちを厩舎スタッフ全員で共有し、馬と人との信頼関係を大切にしながら一頭一頭と真剣に向き合っています。
レースで懸命に走る馬の姿が、競馬ファンの皆さまの心に残る存在になれば嬉しく思います。